●制作の意図・構成
(武田純一郎「科学映像作家として・いのちの授業」より)
小学校の先生は、子供たちに自分の体を大切にしてほしいと伝えたいという。なぜ食べるのか? なぜ眠るのか? なぜ運動しなくてはいけないのか?
今の子供たちに、どんなお話をしたらいいのか。どうも子供たちは、からだ、いのち、細胞は、自分とは遠い別物と思っているようだ。自分が小学校6年生だった頃、どんなことを考えていたのだろうか。そうだ、死ぬということが不安でとても怖かった。
生きているってどんなことか、を話したらいいのかな。私が40年間、顕微鏡やカメラを通して見てきた、生きている組織や細胞を見せたい。子供相手だからとやさしく解説して、理解させよう、勉強してもらおうとは思わなかった。本物を見てもらおう。私が科学映画を作ってきた姿勢もそうだから。
●スタッフと相談して「成長する-大人になるとはどういうことか-」という話を中心に映像を構成した。さあ、体の中の世界を見に行こう。生命現象をどうやって見てきたのかという話から、撮影されたカエルの発生・成長、そして、体の中のさまざまな細胞の働き。
●休憩後の後半は、体の成長と心の成長を、二つの睡眠を中心にお話した。そして、「生命のことば」遺伝子DNAの話まで。自分とは何か、かけがえない「私」という自分を作り上げて大人になっていくこと、生きていくことの基本を感じ、考えてもらえたらいいなあ。
●スタッフ
制 作:
出 演:
撮 影:
タイミング:
CG:
録音・整音:
デザイン:
ロケスタッフ:
川村 智子
武田純一郎 川村 智子
林 正浩・広田 剛・宮崎 俊
武田 温
永田 雅己
宮川 進
中川 仁子
武田 遊・長谷川高久・鈴木 匡子ほか