時空キューブ 生命02 消化
制作年月 2010年9月
時 間 43分
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生命現象を時間軸と空間軸でとらえ、「時空キューブ」という立体で表現するシリーズ2作目。

縦方向が空間軸、キューブが手前に回れば拡大し、眼に見えない細胞も見えてくる。横方向が時間軸で、キューブが回れば、時間が縮まり、静止している細胞も動き出す。解剖図や標本だけでなく、生きて動いている姿を見てもらい、生きているとはこういうことではないかという「生命の風景」を直感的に見ている人が実感できる。身体、細胞、分子・・分けて解析された部分だけでなく、部分と全体が一つのものとして、生命をイメージできればと思います。医学・生物学・生命科学を学ぶ学生から、医師、医療スタッフはもちろん、一般の方々にも楽しめる内容です。

※「時空キューブ」はアイカムの登録商標です。

あらすじ 他のいのちをいただいて体内に取りこむために消化する。
他の生き物を構成していた高分子を低分子に分解する。
小腸の絨毛の吸収上皮細胞の微絨毛、その境界を越えて、体外から体内に入り、高分子に組み立て直されて新しいいのちの形、私の身体になる。
消化のしくみをみていく。
胃はなぜ自分の身体を消化せず、食物のタンパク質だけを消化できるのか。
小腸はなぜこんなに長いのか。
身体の中では細胞が絶えず入れ替わり、はがれ落ちた細胞も消化される。
嗅覚・味覚、細胞が分子をとらえ、選んで摂りこむ。
自律して働く消化管の神経系、細胞のネットワーク。 共生と免疫。
消化管をみていると、私の身体に刻まれた生物の進化、心の故郷が思われる。
受賞歴
スタッフ 監督:武田純一郎
構成:武田純一郎
編集:武田純一郎
脚本:川村智子
撮影:林正浩 / 宮崎俊 / 武田温 / アイカム撮影部
実験研究:高岡成好 / 栢菅敦史 / 盛崎友介 / シネ・サイエンス研究所
SEM:石崎美知子 / 北原幸夫
CG :永田雅己 / 中川仁子 / 森日出朝
VFX:林正浩
題字(イラスト):武田セツ子
音楽(作曲):宮川 進
ナレーター:津野まさい
協力:飯野 哲 (福井大学医学部教授)
    東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校
    小笠原ホエールウォッチング協会
アドバイザー:根本優子 (長崎大学)
制作デスク:轟泰行 / 山内修 / 鈴木匡子 / 関根祐美子
製作者:武田純一郎 / 長谷川高久
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