Control of Bacterial Diarrhea 全6巻
(細菌性下痢症を防ぐために)
制作年月
1998年7月
時 間
Vol.I 15分 / Vol.II 14分 / Vol.III 15分 / Vol.IV 15分 / Vol.V 14分 / Vol.VI 10分
あらすじ
Vol.I How to Provide Initial Care (応急処置をどのようにおこなうか)
下痢による最大の致死原因は脱水です。そこで、下痢症の子供では、迅速に脱水に対応しなくてはなりません。この巻では、脱水からの離脱・回復技術と下痢の応急処置について紹介します。
Vol.II Treatment of Complicated Cases (救命後の合併症に対する処置)下痢症の子供の治療において考慮しなくてはならないのは、さらなる合併症や下痢の進行の危険因子があるかどうかです。この巻では赤痢、そして肺炎や腹膜炎、栄養失調を含む合併症にどう対処するかを紹介しています。
Vol.III Prepare Bacterial Examination (細菌検査の準備・基本技術)
正しい知識と簡単な検査によって、下痢の原因菌を同定できます。病原菌の同定は、薬剤耐性菌を防ぎ、適切な治療につながります。この巻では、グラム染色、培地の作製など細菌検査の基本技術や、検査による感染の防止を紹介しています。
Vol.IV Practice of Bacterial Examination(細菌検査の手順・実践)
下痢症の子供に効果的に治療するために、原因菌の同定が必要です。この巻では、細菌検査の基本手技の手順を、検鏡、染色、培養、生化学検査など各段階に沿ってていねいに説明していきます。
Vol.V In Order to Prevent Diarrhea: Sanitation(発症を防ぐための衛生教育)
細菌性下痢症においては、再感染、二次感染が頻繁におきています。これらを防ぐためには衛生の知識が不可欠です。この巻では、公衆衛生の発達と院内感染の予防におけるキーポイントを紹介します。
Vol.VI Providing Better Health: Nutrition(発症を防ぐための栄養管理)
栄養失調は、重篤な細菌性下痢症やその合併症の主要な背景因子です。この巻では、下痢症の子供への適切な栄養リハビリ技術と、子供の栄養失調を防ぐ栄養教育を紹介します。
受賞歴
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企 画
株式会社アイカム
監 修
竹田 美文 (国立国際医療センター研究 所長)
学術指導
喜多 悦子 (国立国際医療センター国際協力局派遣協力 課長)
学術指導
Dr.G.B.Nair (National Institute of Cholera and Enteric DiseasesDuputy Director)
正田 良介 (国立国際医療センター総合診療科)
ICDDR (International Centre for Diarrheal Disease Research,Bangladesh)
渡部 健二 (国立国際医療センター臨床検査技 師長)
山本 由美子 (国立国際医療センター臨床検査部)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:川村智子
脚本:川村智子
編集:川村智子
バングラデシュロケ監督:本尾真
撮影:橋本光弘
研究:高岡成好
美術:森日出朝
演出助手:関根祐美子
音楽:吉田征雄
解説:Brian Parkins
制作デスク:梅原千之 /長谷川高久 /轟泰行
制作:武田純一郎