がんと生きる モルヒネの疼痛治療法
制作年月
1997年4月
時 間
20分
あらすじ
すべてのがん患者には痛みから解放される権利があります。そのために医師、医療スタッフは鎮痛薬、特にモルヒネの使い方に精通している必要があるのです。
武田文和先生の監修で、モルヒネによる疼痛治療の必要性、理論、その実際を紹介しました。早くから積極的にモルヒネを使った疼痛治療に取り組んできた埼玉県立がんセンターを舞台に、がんの患者さんに登場いただき、モルヒネの具体的な使い方の実際を追います。
患者にとって痛みから解放されることがどれほど大切か。モルヒネ治療によって作家人生を全うした山本七平氏の遺族の話や、がんとともに豊かに生きる患者さんの生の声から、浮かび上がります。
モルヒネ疼痛治療が始まった当初(ビデオ「がんの痛みからの解放」(1989年)に比べると、医療現場で疼痛に対する意識、取り組みが定着してきたこともうかがえます。
受賞歴
1997 日本企業映像フェスタ 技術・研究開発部門第1位賞
1997 日本企業映像フェスタ 銅賞
1998 科学技術映像祭 長官賞
企 画
武田薬品工業株式会社
監 修
武田 文和 (埼玉県立がんセンター 所長)
学術指導
卯木 次郎 (埼玉県立がんセンター手術部 部長)
田部井 敏夫 (埼玉県立がんセンター第五診療部 副部長)
酒井 洋 (埼玉県立がんセンター第三診療部 医長)
小礒 玲子 (埼玉県立がんセンター看護部第一病棟 婦長)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:小澤英治
脚本:小澤英治 / 遠藤準
撮影:山内修
音楽:吉田征雄
解説:津野まさい
制作デスク:春日友喜
制作:武田純一郎 / 奥田幸夫