落葉とみみず
制作年月
1991年10月
時 間
5分
あらすじ
いつのまにか、「かさ」が減ってしまう林の落ち葉。
落ち葉はいったいどこに姿を消すのだろう。
そこに、「みみず」の営みがある。
歯のない「みみず」はどうやって、落ち葉を食べるのだろう。
落ち葉は「みみず」のふんとなり、土となり、植物の栄養分になる。
「みみず」のはい回る巣穴は、空気や水の通り道。
小さな「みみず」が、土を豊かにし、森を育て、緑をまもっている。
進化論を書いたダーウィンは40年もかけて「みみず」の研究に没頭したそうです。
「みみず」は1年に1エーカーあたり10トンもの土を作る。
小さな「みみず」の生活を観察しながら、子供たちとともに自然の生態系を考えるこの作品は、フランスの子供たちが出演してくれたフランス語版で、パレゾー国際科学映 画祭の外国作品最優秀賞を受賞しました。
受賞歴
1992 パレゾー国際科学映画祭 外国作品最優秀賞
1992 科学技術映画祭 科学教育部門長官賞
企 画
国立科学博物館
監 修
今島 実 (国立科学博物館 部長)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:今村昇
撮影:春日友喜 / 北原幸夫
音楽:宮川進
解説:山本由美子
制作:武田純一郎 / 上武滋彦