ピルゼンビールの誕生
制作年月
1980年9月
時 間
18分
あらすじ
1842年チェコスロバキアで誕生した、白く豊かな泡立ちと黄金色のピルスナータイプのビールは切れ味の良さで市民生活に溶け込み、世界中で最も親しまれています。
古い樽に新しいピッチが引かれます。麦を敷き詰めて発芽させ、すきでならし、木のスコップで返す伝統的な製麦工程。ヤポンカという荷車に積まれ、仕込みが 始まります。地下で発酵し、寝かされるビール。ロウソクの灯にかざして熟成が見守られます。
いよいよビールが生まれる、樽詰めは心躍る瞬間です。ピルゼン工場での伝統的なビール造りを詩情豊かに謳い上げます。
伝統的なビール造りの記録をめざし、今となれば分離独立前の時代、チェコスロバキアの映画スタッフの協力で撮影された、カメラマン故栃沢正夫の代表作の一つです。
受賞歴
1981 日本産業映画コンクール 部門賞
企 画
キリンビール株式会社
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:武田純一郎 / 中尾寛治
脚本:中尾寛治
撮影:栃沢正夫
解説:伊藤惣一
制作デスク:轟泰行
制作:郡司良