からだのなかの小さな生命たち
制作年月
1977年1月
時 間
27分
あらすじ
ヒトの腸内に棲む細菌はヒトの健康と密接な関係を持っています。その腸内菌叢を調べる方法の工夫が研究を進めてきました。無菌マウスに特定のヒトの腸内菌を植え付けるノートバイオートマウスもその一つです。年齢に伴う腸内菌叢の変化や、母乳児と人工栄養児による違いなどもわかってきました。また、有機酸を作ったり、病原菌の感染を防ぐ働きをもつ細菌の他、有害物質を作る細菌もいますが、乳酸菌の併存で有害物質の産生が抑制されます
今日、プロバイオティクスとして話題の、乳酸菌のはたらきを紹介した初期の作品です。腸内菌叢の棲む消化管のしくみを、内視鏡や顕微鏡撮影、組織培養を駆使してとらえています。
受賞歴
日本医師会推薦
企 画
株式会社ヤクルト本社
協 力
光岡 知足 (理化学研究所 主任研究員)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:武田純一郎
脚本:武田純一郎
撮影:浅野勲
研究:浅香時夫
作画:森日出朝
音楽:池野成
解説:竹内三郎
制作デスク:轟泰行
制作:郡司良