脅かされる食生活 遺伝学からの警告
制作年月 1974年5月
時 間 30分

あらすじ 国立遺伝学研究所形質遺伝部、変異遺伝部、東京医科歯科大学細胞遺伝学研究室(外村晶教授)の協力を得て、科学的に食品添加剤「AF2」の危険をいち早く警告した、自主制作作品です。

ヒトの培養細胞で、核型を分析し、変異を確認する。染色体に異常を生じ、時には致死的な突然変異を起こす物質が増え始めています。当時、豆腐などさまざまな食品に添加されていた合成殺菌剤、フリルフロマイド「AF2」が細菌の突然変異率を高め、カイコでは突然変異し色変わりした卵が孵化できずに残ることが示され、受精、着床、成長への影響など、マウスも調査されました。国立遺伝研の田島弥太郎先生ら遺伝学者とともに危険性を訴え、使用中止を警告しました。これは「AF2」追放のキャンペーンを引き起こした作品です。

人間はいろんな物質を作り出し、環境に送り出しています。自らの生命を守り、環境を守るためにも、その危険性に無知であってはならないはずです。 1970年代後半「AF2」は添加物として使用を禁止されました。
受賞歴 文部省選定
企 画 株式会社シネ・サイエンス
監 修 田島 弥太郎 (国立遺伝学研究所)
外村 晶 (東京医科歯科大学 教授)
  ※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ 演出:武田純一郎
脚本:渡辺正己
撮影:武田純一郎 / 上原剛
制作デスク:轟泰行