心臓 〜搏動を探る〜
制作年月
1971年7月
時 間
34分
あらすじ
心臓の発生をみること、これほど心躍るものはない。19世紀のフランスの生理学者クロード・ベルナールの言葉です。生命の始まりから、死のときまで搏動を続ける心臓。心臓の搏動は、消費と回復のリズムです。
内視鏡がとらえた、心臓の内部。心臓が送り出す血液と組織の物質交換が行われている肺、腸、肝臓。解剖学的な心臓の構造や、心筋の興奮を作り出す組織とともに、その機能を心筋細胞の収縮の映像と活動電位を同時に記録することで描きました。心筋細胞一つ一つの働きが統一されて心臓の正常な搏動を保っているのです。
受賞歴
1972 シカゴ国際映画祭 科学映画部門第一位賞
1972 ユーゴ・ニコラ・テスラ国際科学映画祭 銅賞
1972 リオ・デ・ジャネイロ国際科学映画祭 第一位賞
1972 科学技術映画祭 優秀賞
日本医師会推薦
文部省選定
企 画
救心製薬株式会社
監 修
松田 幸次郎 (ニューヨーク大学 教授)
高木 健太郎 (名古屋大学医学部 教授)
学術指導
木村 登 (久留米大学医学部内科 教授)
古賀 道弘 (久留米大学医学部内科 教授)
大石 善六 (久留米大学医学部外科 助教授)
後藤 昌義 (九州大学医学部生理学 教授)
山田 和生 (名古屋大学医学部 教授)
御手洗 玄洋 (名古屋大学医学部 教授)
岡島 光治 (名古屋大学医学部 助教授)
堀 一彦 (名古屋大学医学部)
只木 英子 (金城学院大学 助教授)
山田 正篤 (東京大学薬学部 教授)
入内島 十郎 (東京大学医学部 助教授)
坂本 二哉 (東京大学医学部外科)
青山 友三 (東京大学医科学研究所 教授)
平山 章 (東京女子医科大学 助教授)
水平 敏知 (東京医科歯科大学医学部 教授)
岡 捨己 (東北大学抗酸菌研究所 教授)
田中 元直 (東北大学抗酸菌研究所 教授)
杉江 三郎 (北海道大学医学部 教授)
田辺 達三 (北海道大学医学部)
沖野 遥 (北海道大学応用電気研究所 助教授)
※企画社名、監修・指導学者の所属・肩書き等は完成当時のものです。
スタッフ
演出:武田純一郎
脚本:浅香時夫 / 武田純一郎
撮影:長谷川高久
研究:浅香時夫
ナレーター:城達也
制作:林六郎
制作デスク:轟泰行