「染色体に書かれたネズミの歴史」好評発売中!

ネズミ、ネズミ、ネズミ~♪

おや、ミクロちゃん。鼻歌なんて歌ってごきげんだね。どうしたの?

前から話題になっていた、「染色体に書かれたネズミの歴史」をついにゲットしたんだ。

どれどれ。見せて!

これだよ。じゃーん!!

へぇ~、箱に入ってるんだ。

うん。箱の中に、DVDと本がセットになって入っている、DVD-Bookなんだ。


ちょっと、珍しい形だね。

「染色体に書かれたネズミの歴史』本編の映像が収録されたDVDと、シナリオ&製作当時の裏話が書かれた制作ノートが収録された本が入っているから、作品をより深く楽しめるようになっているんだ。

この作品はもともと1970年代に作られたものだけど、科学技術が進んだ今見るからこそ気づく新しい発見もあるかもしれないな。当時に一回見たけど、もう一度見返してみたくなってきた! ボクも買ってみようかな。

全国の書店で販売中だよ。
池袋のジュンク堂にはこんなポスターも貼ってあるみたい。


もし近くの書店に在庫がなかったら、出版元のICAMに直接注文してもいいし、Amazon.com などのネット通販でも買えるんだ! あとは、Youtubeでサンプルムービーを見てみるのも良いかも。
http://www.youtube.com/watch?v=l1btl26cpfY

一冊3500円か。よし、早速注文だ!

染色体の数の話

染色体って何か知ってるかな?
えっ?知らないよぅ。何それ、美味しいの?染めるの?
うん。ギムザ染色という方法で、色をつけるんだ。そうすると顕微鏡で見えるんだよ。染色体が。こんなふうにね

何本あるか、わかる?
え~ッと、え~ッと、σ(・ω・*)ンート…
答えは「42」本!
30本くらいしか、写ってないよぅ…
とにかく、「42」本、それがクマネズミの染色体数なんだよ。そして、染色体の数は生き物の種類によって違ってるんだ。
多ければ、多いほど、良いの?
それはどうだろうか。例えば、人なら46本、犬は78本、猫は38本。今のところ、哺乳類の染色体数レコードホルダーは、南米の齧歯目「Ichthyomys pittieri」。この生き物は92本の染色体を持ってる。
犬が78本で、人が46本かぁ
さぁ、クマネズミの話しに戻ろう。42本持ってる、というとこは話したよね。そこで、この絵を見てほしい。世界には、同じクマネズミでも、3タイプの染色体数がいるんだ。

「38」本と「40」本と「42」本|´▽`●)ノ
そう!地域によって分かれてるよね。ナゼなのか?そんな疑問を、ネズミの染色体数をきっかけにして、追いかけていくよ。これが、この映画のテーマなのさ!

★★★DVD-Book『染色体に書かれたネズミの歴史』のご紹介★★★

生物の歴史は染色体に書かれているという。

国立遺伝学研究所の吉田俊秀先生は染色体の数と形の異なる2種類のクマネズミの分布が積雪50cmラインにほぼ一致することを発見。さらにその起源を追って、ネズミの進化や人間の歴史までもが浮かび上がってきた。

1975年芸術祭優秀賞の受賞上映会で会場を埋めた人々は息をのんでこの映画に見入った。科学映画の名作がDVDブックで登場!

監督:武田純一郎

定価 3,500円 (本体価格3,334円+税)

DVD 34分 Book(シナリオ付き)72頁・日本語版・英語版・ISBN978-4-900960-33-6 C0845 \3334E

  • ベニス・パドバ国際科学映画祭 牛頭賞
  • シカゴ国際映画祭 金賞
  • リオ・デ・ジャネイロ国際科学映画祭 銀賞
  • 芸術祭優秀賞
  • 科学技術映画祭 優秀作品賞
  • 教育映画祭 最優秀文部大臣賞
  • 国際科学技術映画コンクール東京大会 奨励賞
  • 日本紹介映画コンクール 特別賞
  • 日本医師会推薦/日本映画ペンクラブ推薦/優秀映画鑑賞会推薦

購入希望はこちらまで!!(メーラーが起動します)

『染色体に書かれたネズミの歴史』という映画

ネズミの歴史? 何だそれ?書いてあるの?染色体に???
この映画はね、生き物が暮らす地域を広めていく、その歴史を読み解く物語なんだ。日本はユーラシア大陸の端っこに浮かぶ小さな島国でしょう?こんな絶海の孤島に、どうやって生き物がやってきたのか。その謎がだんだん分かってくるんだよ。
(@・д・@)そんなことまで書いてあるの?染色体に?
そこがユニークなんだよね。染色体は、DNAのカタマリ。いわば究極の個人情報だ。
僕がどこから来たのか、僕の染色体にも書いてあるわけ?
実はね、ひとりひとりの染色体を調べても、それは分からないんだ。それこそ「個人的なこと」しか分からないんだよ。だけど、大勢を調べるとね、こっちとそっちは近いな~、とか、順番に並びそうだな~、なんて、お互いの関係が見えてくるんだ。それをどんどん広げると、誰と出会って、どこへ渡り歩いて来たのか、なんて歴史が分かってくる。

そういう方法を考える人がいるんだねぇ。
一筋縄じゃ無いけどね。この写真をみて。染色体の写真だよ。

!!(゚∀゚) ほんとにこんな形してるんだッ
染色体は、細胞分裂の時にだけ現れる特殊な形態だよね。ちょうどそのタイミングで細胞を破裂させると、こんな写真がとれる。これをひとつずつハサミで切り抜いて、大きさ順にならべると、それぞれの特徴が見えてくるんだ。核型解析っていうんだよ。
うぅぅぅん、なんだか難しそう。
根気のいる作業だよね。
DNAをチョチョイのチョイ(*゚ー^)/’`*:;,。で調べたり、できそうだけど。。
じつはDNAを読み解けるようになったのは、かなり最近なんだ。分子生物学は猛烈なスピードで発展してる。この映画では、系統解析研究の黎明期に最先端の科学者がどんなことをやっていたのか、垣間見ることができるよ。
最初の最初から見れるなら、ついて行けるかもしれない。
発見に次ぐ発見、だんだん見えてくる全体像、そして新たなる興味。手法は進歩しても、根っこにある探究心は今も昔も同じだからね。一緒に研究している気分で楽しめると思うよ!

★★★DVD-Book『染色体に書かれたネズミの歴史』のご紹介★★★

生物の歴史は染色体に書かれているという。

国立遺伝学研究所の吉田俊秀先生は染色体の数と形の異なる2種類のクマネズミの分布が積雪50cmラインにほぼ一致することを発見。さらにその起源を追って、ネズミの進化や人間の歴史までもが浮かび上がってきた。

1975年芸術祭優秀賞の受賞上映会で会場を埋めた人々は息をのんでこの映画に見入った。科学映画の名作がDVDブックで登場!

監督:武田純一郎

定価 3,500円 (本体価格3,334円+税)

DVD 34分 Book(シナリオ付き)72頁・日本語版・英語版・ISBN978-4-900960-33-6 C0845 \3334E

  • ベニス・パドバ国際科学映画祭 牛頭賞
  • シカゴ国際映画祭 金賞
  • リオ・デ・ジャネイロ国際科学映画祭 銀賞
  • 芸術祭優秀賞
  • 科学技術映画祭 優秀作品賞
  • 教育映画祭 最優秀文部大臣賞
  • 国際科学技術映画コンクール東京大会 奨励賞
  • 日本紹介映画コンクール 特別賞
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ネズミの歴史と染色体の関係

左:登呂遺跡の高床式倉庫、ここにねずみ返しが設置されている。 右:クマネズミ「………」

今日は「染色体に書かれたネズミの歴史」という作品の紹介だよ~。こちらは主役のクマネズミさん。こんにちは!
返事がない…… ネズミ返しを乗り越えようと忙しいみたいだね。
なんでネズミなの? 染色体ならみんな持ってるでしょ?
ナゼかといえば…昔からネズミほど人に身近な動物もいない。そして、これはネズミだけでなく、ヒトの歴史物語でもあるんだ。今生きているほ乳類5000種のうちネズミは半数近いというから。なによりネズミは我々ヒトの祖先かも。
えっ、ヒトの祖先ってサルなんじゃ????ヾ(0д0∥)ノ
サルの祖先とヒトの祖先が分かれたのはせいぜい700万年前。もっとずっと前、1億年位前には、全盛期の恐竜の陰で、最初のほ乳類はネズミぐらい小型で夜行性だったとか。ネズミやリスと、サルやヒトは意外にも近縁らしいよ。
うむぅ、なかなかに、壮大な生物の歴史ッ
たくさん登場するネズミさんたちも見所の一つだよ。ドブネズミさんに、それからサバヌスネズミさんに、アナンダレーネズミさんに…
ネズミ好き・染色体好き、には堪らないDVDだねッ
歴史ロマンが好きな人にもね~

★★★DVD-Book『染色体に書かれたネズミの歴史』のご紹介★★★

生物の歴史は染色体に書かれているという。

国立遺伝学研究所の吉田俊秀先生は染色体の数と形の異なる2種類のクマネズミの分布が積雪50cmラインにほぼ一致することを発見。さらにその起源を追って、ネズミの進化や人間の歴史までもが浮かび上がってきた。

1975年芸術祭優秀賞の受賞上映会で会場を埋めた人々は息をのんでこの映画に見入った。科学映画の名作がDVDブックで登場!

監督:武田純一郎

定価 3,500円 (本体価格3,334円+税)

DVD 34分 Book(シナリオ付き)72頁・日本語版・英語版・ISBN978-4-900960-33-6 C0845 \3334E

  • ベニス・パドバ国際科学映画祭 牛頭賞
  • シカゴ国際映画祭 金賞
  • リオ・デ・ジャネイロ国際科学映画祭 銀賞
  • 芸術祭優秀賞
  • 科学技術映画祭 優秀作品賞
  • 教育映画祭 最優秀文部大臣賞
  • 国際科学技術映画コンクール東京大会 奨励賞
  • 日本紹介映画コンクール 特別賞
  • 日本医師会推薦/日本映画ペンクラブ推薦/優秀映画鑑賞会推薦

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